本のタイトルを見たときに、誰でも作詞家・作曲家になれるとは、どういうことなのだろうか、と素朴な疑問を持ちました。多少ピアノを習ったことがあったので、音楽をつくるのには、才能が必要だと思い込んでいましたが、この本を読み、「やり方」を覚えたらできることに、とても驚きました。時間をつくって、チャレンジしてみたいです。

2023/06/03

この番組は笑いの可能性を広げた歴史的な番組と言えます。ああそうなんだ。面白さってどこにでもあるのだなと感じられる。私たちが気がつかない日常風景の中に潜む面白さの断片を言いたい放題の岡山出身の二人が気ままに拾い上げる。視聴者は普段はスルーする場面から発掘された笑いに、「あ、そういうことか(笑)」とやっと気がついたり、「なるほどな、わかる(笑)」と妙に感心して納得したり、あるいは「これ面白いな(笑)」と新しい笑いの門を開きます。恐らくはこれは千鳥だからこそ面白く成立する番組です。この二人のツッコミどころをシンプルにわかりやすく伝えるスキルの高さは地球上最強ではないでしょうか。タイプは多少異なるようで、優しそうなノブのツッコミの容赦のなさは笑えます。大吾はより本質を見抜いてる感じがします。二手三手先を読んだ上でコメントを布石として置く演出力の高さは敬意を抱くほど。とは言っても型にはまってるわけではなく、辛口ツッコミを二人ともやることもあれば片方はフォローに回ったり、流動的に役割を変える柔軟性はさすがとしか言いようがありません。とにかくこの番組のおかげで日常の中で面白いポイントを多く見つけるようになりました。本当に笑いってどこにでも転がっていて、物事の見方や角度を変えるとそれに気がつきます。普段の暮らしの中でユーモアを発見できる、人生が豊かになる番組だと思います。

2023/05/30

この類の本は「こんな有名人たちとこんなに仲良くて皆さんが知らないこんなことも知っててさぁ」みたいな自慢話になりがちですが、まぁ、鼻につくかつかないか微妙なレベル（笑）にまとまっています。竹内まりやさんの元カレの話なんか、こんな風に書いて、本人＆達郎さんは怒っていませんか？ユーミンさんの音程が甘いことは、わたくしも同意です。出版年度はけっこう古いです。まだこの頃は氏がブイブイ言っていた（言えた）時期だったんでしょうね。氏は、オーディオライターとしても活躍されています。

2023/05/30

最初は難しいのかなぁと思いながら読み始めましたが、どっこいなからか面白い、ふむふむほうほうなるほどなるほど、目から鱗情報が詰まってました。プロになるわけではないのですが、誰かにプレゼントできちゃうんじゃない？とかうかつにも思ってます。作らないまでも基礎がわかってると、音楽の楽しみ方が増えますね。

2023/05/29

大谷由里子「吉本興業　女マネージャー奮戦記　そんなアホな！」を読みました。大谷さんは元気印のフリープロデューサーです。本や講演で元気を振りまいています。この本は、フツーの女子学生が、ひょんなことから吉本興業に入社し、世間とギャップの大きすぎるお笑いの世界に飛び込んで一目を置かれるまでの暗中模索の物語です。抱腹絶倒のエピソード満載で、タイトル通りの「そんなアホな！」がいっぱいです。時代は吉本が全国制覇を狙って東京進出を画策していた1980年代です。やすしきよしのマネージャーになり、やすしのハチャメチャな横紙破りぶりに翻弄され、怒りと涙の日々を通じ鍛えられていき、ついにはやすしにビンタを喰らわすまで逞しくなります。いくよくるよ、花紀京、紳助、大助花子などとの仕事、私的交流にはビックリです。人情があふれホロッとする裏話が披露されています。売り出すために涙ぐましい努力のダウンタウンの姿もあります。吉本興業は、日本のお笑い界を完全制覇しましたが、その直前の背景史とも読めます。

2023/05/27

ものすごく充実した内容でお笑いという日本の優れた文化を堪能できる1冊。とくに明石家さんまさんのインタビューは、めったに自分の過去やお笑いについて真面目に語ることがないだけにすごく貴重。後編と合わせて読むことで、お笑い芸人の生き様を通し、自分の人生について考えることや、人とのコミュニケーションに関しての気づきも得られ、自分自身がアップデートする感じを堪能できる、そんなお笑い雑誌にみせた人生の指南書のような内容でもありとても楽しめました。

2023/05/24

可愛い～

2023/05/20

いい感じです

2023/05/20